マンションといえばこの問題!どこまでが生活音で許される?

以前に住んでいたマンションでの事です。
そのマンションは5階建で、見た目は団地のような建物でした。
築年数が古く他の物件よりも、少し値段が安い事もあり、若いご夫婦の方が多く入られていました。
管理人さんもその建物の一部屋に住まれており、よく共用部の掃除などをされているため、挨拶やお話をしたりする事もありました。
それも作用してか、都会のマンションだったのですが、みなさんよく挨拶をしてくださる方ばかりで、とても感じがよく住みやすいマンションでした。
ある日仕事から帰り、ベランダに干している洗濯物を入れようとした時、カエルの被り物のような物が、洗濯物に紛れていました。
私の住んでいるちょうど真上の部屋には、最近入居された若いご夫婦と小さなお子さんがいらっしゃるので、きっとそのお子さんのものが落ちてきたのだと思い、届けました。
奥さまが恥ずかしそうに笑いながら、『すみません!どこかに飛んで行ってしまったと思ってました。ありがとうございます!』
という出来事があり、微笑ましい気持ちになったのを覚えています。
そんな出来事があってから数ヶ月後、そのご夫婦が引っ越すことになりました、と挨拶に来られました。
まだ入居されてわずかなのに、もう引っ越すのかと思っていたのですが、数日後に理由が分かりました。
ある日の夜に、私の部屋のインターホンが鳴り、モニターで確認すると、そこには知らない女性がたっていました。
話を聞くと、私の部屋の上のさらにひとつ上の、5階に住む人でした。(私の部屋は3階です)
どうやら、こちらの音が少しうるさかったようで、なんとかして欲しい。との事でした。
相手の方もとても言いにくそうに、申し訳なさそうにされていました。
それは申し訳ありませんでした。気をつけますので、またそのような事があったら教えてください。と伝えました。
その方が帰られた後、テレビの音を下げ静かに過ごすようにしました。
しかし、音量をやたらと上げていたわけでもなく、部屋の中をバタバタしていたわけでも無かったので、かなり驚きました。
今まで10年以上、色々なところに住んでいましたが、苦情を言われるのは初めてでした。
アパート等では、確かに壁の薄い物件もありましたが、こちらのマンションではそのような事もありませんでした。
しかし、夜だからかなと思い、これからはもう少し気をつけようと思いました。
そしてその日からは、テレビやオーディオの音量には注意し、玄関のドアやベランダのドアがバタン!と音をたてないように気をつける等、自分なりには静かに過ごすように心がけていました。
友人が来る場合も先に事情を説明し、あまりうるさくならないようにしてもらいました。
しかし、それでもダメだったようで、後日、こんどは男性が訪ねてこられました。
こないだ来られた女性の旦那さまとの事で、やはりまだこちらの音が気になるとの事でした。
どのような音が気になるのか、時間帯などは分かるか等、詳しく聞いてみました。
すると、どうやら和室の襖を開けた時に、襖が枠に当たる音だと判明しました。
え? まさかこれ?これが2階上にいて聞こえるんですか?しかも、ただの生活音レベルですけどと、かなり驚きました。
しかも、時間帯も朝の8時から9時頃との事。その方は夜勤のお仕事をされているそうで、その時間帯にいつも寝るそうです。
こちらとしては、はっきり言って知った事じゃないと思いましたが、相手の男性もやはり低姿勢で申し訳なさそうにお願いされるので、相手の方の事情もあるのだと思い、さらに気をつけるようにしました。
私の部屋に遊びに来る予定があった友人には事情を説明し、キャンセルしてもらいました。
友人には申し訳ないと思いましたが、せっかく来てもらっても静かにしていないといけないので、きっと楽しめないだろうと思いました。
そして日々の生活では、襖の開閉時はもちろん、トイレのドア、リビングのドア、そして食器棚の扉や下駄箱の扉まで気を使って開閉するようになりました。
後日。
まさかと思いうでしょうが、そのまさかです。
インターホンがなり3度目のクレームを言われました。
そして今度は、隙間テープを買ってきたので使って欲しいと渡されました。
襖やドアに貼って欲しいとの事でした。
本当に音が気になるんだなぁと思い、すぐにテープを貼り始めました。私の部屋は襖が3ヶ所、玄関のドアを含めドアが4枚。
それにしても、全然足りない…。
自分で買い足して、一生懸命貼りました。

以前4階に住んでおられたご家族はお子さんがまだ小さかった為、上の階からしょっちゅうパタパタと部屋の中を走り回る音がしていました。
集合住宅で暮らすのであれば、そのくらいは当たり前だと私は思っており、その走り回る足音を聞いて、可愛らしいな、今日も元気だな、などと思っていた自分をとても寛大な人間だと思いました。

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